柴田有紀先生 プロフィール

血液型AB型
星座ふたご座
趣味・特技(バレエ以外)舞台鑑賞、映画鑑賞、音楽鑑賞、アート鑑賞、フランス語の資格取得目指して勉強中
好きな本・好きな映画東野圭吾作品は大好き。読書は好きなので作者関係なくよく読みます。
オードリ・ヘップバーンの出演作品(可愛いし、顔の表情の勉強にもなります)
イン・アメリカ 3つの小さな願い事
愛用のシューズサンシャの手縫い製法のもの
愛用のポアントフリード L(フリードは廃盤になるマークや、マークが同じでも職人が変わると全く違うものになってしまうので、その都度いろいろなマークのものをフィッティングしてから買っています)
好きな演目マノン、オネーギン、椿姫、ラ・バヤデール

バレエを始めたきっかけ

4歳の時、バレエを習っていたお友達の教室について行って、楽しそうだったのでそのまま始めたというのがきっかけです。小学生の頃は週2~3回、橘バレエ学校に進んでからはさらにレッスンに励みました。

私が踊る理由

好きだからというのももちろんありますが、バレエが日常だから、というのが理由でしょうか。音楽に合わせて踊ること、できなかったことがレッスンを重ねてできるようになることが楽しいです。

どの役を演じる時でも、舞台の空気、作品の空気を大事にしています。ひとりで踊っていたとしても、コールドや周りの人を感じながら、ひとつの空間として良い空気になるように心がけています。

印象に残っている役は「リーズの結婚」のリーズです。ロイヤルバレエ団のプリンシパルでロイヤルバレエ学校の校長先生だったデイム・メール・パークさんより、彼女がアシュトンから学んだことを教えてもらったことは大きかったです。

先生としてのこだわり・レッスンで大事にしていること

今はあえてこだわりを持たないようにしています。こだわってしまうと、生徒を指導するときにそれが障害となってしまう場合もあるので…。しいて言うなら、バレエの見た目だけでなく音と一緒に踊る『踊り心』を伝えていきたいと思っています。

クラスではベースに基本的なパを組み合わせて、最後に少し流れを作ってみたりしています。例えばタンジュを前、横、後ろ、とやったらプラス何かを組み合わせてみたり。せっかちなので、「もしわからないところがあったら遠慮なく言ってね」と生徒の皆さんにお願いしています()

レッスンでは生徒さんたちに分かりやすく説明することを心がけています。例えば、バランセでアームスを8の字に、と言ってもイメージが伝わりにくいので、「草津温泉の湯もみの板のように…」と伝えるとすぐに皆さん理解して実践してくださいます。笑いも起きますし、レッスンの空気も和みます(笑)。バレエ(は厳格なイメージ)なのですが、なるべく面白いたとえを用いるなどして伝えるように工夫しています。

アクシスの魅力

生徒の皆さんは一生懸命!真面目だけど、変に真面目過ぎず、フランクに接してくださいます。いろいろ話しかけてくださったり、今日の状態を伝えてくださったり、質問してくれたり、レッスンの前後にはいつも自然と会話が発生します。皆さん自由にいろんなクラス、いろんな先生のレッスンを自分の状態に合わせて選択して受けているのはいいことだと思います。ボディワークのクラスが多いのも魅力的ですね。アクシスは先生たちもとても優しいです。親切で素敵な先生たちだと思います。

生徒の皆さまへのメッセージ

踊り心がある人も、動き出すとそれを忘れちゃうのがもったいないです! 一生懸命頑張っているのはすごく伝わります。でも、お顔がこわばってしまわないように、もっとリラックスして踊りましょう。日々のレッスンからそれができるといいなと思います。発表会の時は、本番に一番良いパフォーマンスをできるようにコンディションを持っていってほしいので、とにかく怪我のないよう、ストレッチやボディワークなどのケア、リラックス法など、自分に合った良い方法を見つけて練習に活かし、つなげていってほしいと思います。

上達のためには、とにかく「よく見る」こと。公演を見るのもそうですが、レッスンで先生が出したアンシェヌマンのひとつひとつもそうです。もちろん皆さん見てはいるんだけど、ポイントとなるところを見逃していたり。まずは先生を真似ることが大事です。振り覚えの時は、こうしなきゃ、ああしなきゃという思いが先に来ると焦ってしまうので、頭で覚えようとせず、余計なものを捨てて頭を空っぽにして「よく見る」ようにしてみてくださいね。